イマガワのこだわりイマガワのこだわりをご紹介します

安全性

 

 

~ 生産の一元管理 ~

 

外材の中には薬剤で防虫や防腐処理をするものがありますが、そのなかに安全基準を満たしてないものもあると聞きます。

当社の調達する国産材は産地と流通経路が明確で薬剤処理する必要はありません。

安心してお使い頂くために国産材のみを使い、全ての製造工程で有害物質が入らないように管理します。

 

 


 

■素材を厳選して調達

岡山県は江戸時代初期、岡山藩に仕えた陽明学者の熊沢蕃山が「木草しげき山は(中略)洪水の憂いなし。」と記すなど、森林の荒廃への対策を説き、植林から伐採まで山の手入れに力を注いできました。

「晴れの国」と呼ばれる天災の少ない温暖な気候も木が育つのに適しています。

 

県北を中心に面積の7割を森林が占め、5年連続ヒノキ出荷量日本一が示すように木材の量、質ともに豊富です。

しかし大量の丸太の中でも上質建具に適したものは100本中1~2本しかありません。

年間9万本の中から900本を選び抜いて調達するために近隣の県に出向くこともあります。

枝打ちや間伐の手間を掛けて育てた安全な最高品質を調達します。

 

 

■生産の一元管理

丸太選びから商品の仕上げ、そして出荷までの作業工程を一元で管理します。

各工程の専門家が確かな技術で品質の安定と共に責任を持って商品の安全性に注力します。

欠けや割れ、反りについても職人の目で確認します。

 

調達した丸太は素材の美しさや木目の特徴を生かすことに心掛けて、建具用材専門工場で製材します。

框用には木目が真っ直ぐな部分を「柾目」挽きにし、パネル用は木目が美しく見えるように「板目」に割っていきます。

割れや虫食いなどの欠点を避けるために自動化されたラインではなく、人の操作で丁寧に無駄のなくおこないます。

この間に有害物質の混入は一切入りません

 

 

 

■安全性最高ランク  F☆☆☆☆認定

住宅の高気密化が進みシックハウス症候群などを引き起こすとされる化学物質(特に健康を害する物質は合板製造時に使う接着剤から発散することが多いと言われています)が

室内に滞留しやすい状況を生んでいることから、平成15年の建築基準法改正でホルムアルデヒドの発散量により建築資材が等級分けされました。

広範囲に使用しても問題のない安全性最高の「F☆☆☆☆」から、使用面積を制限される最低の「F☆」まで4段階があります。

 

認定は素材と接着剤の成分、同時に構造の適正なことが審査され、厳しい審査に合格したものだけが「登録書」の発行を受けられます。

当社の全商品の安全性は認定機関において確認されています。

 

 

 

■合法木材認定

インドネシア、マレーシア、アマゾンなどの熱帯雨林では、自然木の乱伐が深刻で木材資源が枯渇しかけています。インドネシアでは50%以上が違法伐採と推測されており、森が失われることで地すべりや山崩れといった自然災害を引き起こしています。木が少なくなることで二酸化炭素の吸収量が減少し地球温暖化を早めています。(林野庁のホームページから) 一方で日本の森は厳重に管理され違法伐採はありません。地球の自然に優しい「合法木材取り扱い事業者」として認定された当社が使用するのは岡山県をはじめとした国内から調達した木のみです。自然に優しく安全な素材のみを使って作り上げています。

「合法木材事業者認定

日本の法律に基づいて適正に伐採した木材を取り扱う企業として認定されています。