室内の温度・湿度はどれくらいがいいの?
◆ 木の調湿効果
木は湿度が高くなると水分を吸収し、逆に低くなると水分を放出して湿度を一定に保とうとする働きがあるので、室内に使うと快適に感じるのです。下のグラフは百葉箱、ビニールクロス、及び木材の環境を設定し1日の湿度変化を測定したものです。木材を内装に用いた住宅は1日を通して一定の湿度を保っており快適な住空間を提供してくれます。参考文献 「なぜ新築マンションには自然素材が使われないのか」 「岡山県産材利用のすすめ」
◆カビやダニなどの雑菌と湿度の関係
①カビの生育
カビの成長は湿度が100%の時を基準とすると75%だと半分程度、55%以下だとほとんど成長しません。
②ダニの生育
ダニは湿度が70%以上になると増え始め50%以下になると半減します。
③人の生理反応
人の口の中が乾燥を起こさない湿度の下限は気温が20℃だと50%、25℃だと40%です。また眼球は湿度が30%以下になると乾燥し始めると言われます。
④インフルエンザウィルス生存率
インフルエンザウィルスは湿度が50%以上になると急激に生存率が低下し、35%以下になると生存率は14%~22%と高くなります。つまりウィルスは湿度が低いほど生存率が高くなります。
◆ 快適な空気環境
以上のデータをもとに当社の建具は室内温度22~26℃、湿度50%~60%で反り割れが出ないよう含水率の管理を行っています。この範囲を逸脱すると不具合が起こる場合がありますのでご注意ください。
なお一番雑菌の発生を嫌う手術室の温度は22~26℃、湿度は50~55%で管理されています。
2026.02.18
